2011年11月24日木曜日

Spartan-3E Starter Kit が届いた

2011年2月11日(金) 11:33
いつかは人工知能をハードウェア実装するぞ! というつもりで、
FPGAの学習を始めました。教科書はこれ。良書だと思います。

手始めにヒューマンデータ XILINX対応FPGAトレーナ EDX-002を買いました。


価格は15,540円。初心者にも分かりやすく、良い製品ですが、簡単すぎてすぐに飽きてきました。

そこでもっと本格的で、しかも低価格なSpartan-3E Starter Kitを買いました。



とても有名で、いろんなところで紹介されています。
発売は5年ぐらい前ですが、今でも色あせず優秀な入門用ボードです。
価格は送料込みで $230 でした。上記digilentのサイトから直接買いました。
多分日本円で2万円以下でしょう。
驚いたことに、2/8の昼頃にインタネットで注文したら、2/10の昼過ぎに届きました。
たった2日で太平洋を渡って川崎まで届きました。

この製品は私のような初心者でもすぐに使えるし、レベルが上がってくれば
例えばパソコン用のキーボードやマウスをつないで、さらにVGAコネクタからディスプレイにつないで、かなり高度なものも作れます。
30年前に20万円近い金を払って買った、
昔のPC-8001なんかは、すべてワンチップに収まる時代
しかも大事なのが2点あって、電源やケーブルが付属しているからこれ以外に必要なのはパソコンだけであること。
もう一つは、開発ツールがXilinxのサイトから無料ダウンロードできること。だから本当にこのボードだけを買えば、いろんなことができる。
さらに言えば、有名なボードなので開発事例がいろんなところで紹介されているし、メーカのdigilentやXilinxのサイトからドキュメントが得られる。とても充実している。事実上、これ以上の入門機はないのではなかろうか。

1 件のコメント:

  1. Spartan-3E Starter Kit を買いましたが、実は同じ値段の Spartan-3A Starter Kit の方がさらにいいです。
    Spartan-3E や Spartan-3A とは、使われているFPGAの品名ですが、FPGAチップの違いよりも
    ボード上の周辺回路が魅力的。

    3Eの方はVGA出力が8色カラーに対して3Aでは4096色、3EではPS/2マウスかキーボードかどちらか一つしか使えないが、
    3Aではパソコンショップで売っている分岐ケーブルを使って両方同時に使える。
    3Aではステレオミニジャックも付いてて、音も出せる。
    同じ値段ならだんぜん3Aの方がいいと思います。

    返信削除